モバイルモニターの多くは「USB-C ケーブル 1 本で映像も電源も」とうたっています。けれど、それが叶うかどうかを決めるのは、モニターではなく、つなぐ側の PC とケーブルです。
レン
1. PC の USB-C が「映像を出せる」か
USB-C は端子の形の名前で、何ができるかは機器ごとに違います。モニターに映すには、PC の USB-C 端子が DisplayPort Alt Mode(映像出力)に対応している必要があります。
PC の仕様表で「DisplayPort 出力」「映像出力対応」、または Thunderbolt / USB4 の表記を確かめてください。充電とデータ転送だけの USB-C 端子では、モニターは映りません。
2. ケーブルが「映像を通す」か
ケーブルにも違いがあります。充電専用の USB-C ケーブルは映像を通しません。モニターに付属しているケーブルを使うのが確実です。買い足すなら、映像出力(DisplayPort Alt Mode)や USB 3.x 以上に対応したものを選びます。
3. 電源をどこから取るか
ケーブル 1 本の接続では、モニターは PC から電力を受け取ります。PC のバッテリーの減りは早くなり、PC 側の出力が足りなければ、明るさが抑えられることもあります。
今回の 3 台は、どれも USB-C 端子を 2 つ持っています。1 つで PC とつなぎ、もう 1 つから電源を入れられるので、机では電源をつなぎ、外では 1 本で、と使い分けられます。ASUS の 2 台はパススルー給電にも対応していて、充電器をモニターにつなげば、モニターを通して PC も充電できます。
数字で選んだ 3 台
レン
持ち歩く前提で、手頃に
MSI
- 画面
- 15.6型 非光沢 IPS
- 解像度
- 1920×1080
- 輝度
- 250cd/㎡
ELECTA
MSI
型番: PRO MP165 E6
USB-C を 2 つ備えた、持ち歩くための 15.6 型。約 0.78kg。
机のケーブルを減らすなら
ASUS
- 画面
- 16型 IPS
- 解像度
- 1920×1200
- 輝度
- 300cd/㎡
ELECTA
ASUS
型番: MB16FC-J
16:10 の 16 型。モニターを通して PC も充電できる、机まわりを 1 本にまとめる 1 枚。
同じ形で、画質を取るなら
ASUS
- 画面
- 16型 有機EL
- 解像度
- 1920×1200
- 輝度
- 300cd/㎡
ELECTA
ASUS
型番: MQ16FC-J
有機ELの 16:10、本体約 0.68kg。持ち運べる軽さで、色と黒の締まりを取る 1 枚。
まとめ
- 映るかどうかは、PC の USB-C が DisplayPort Alt Mode に対応しているかで決まる
- ケーブルは付属のものか、映像対応のものを使う
- USB-C が 2 つあるモデルなら電源を別に取れる。パススルー給電なら、モニター経由で PC も充電できる